バレンタインのZEKU&ルー・ガルー

バレンタインということで、やたらに甘い話が書きたくなって書いたブツ。
はっぴーばれんたいん
 休日だというのに珍しくZEKUより早く起きた。
 まあ、どうせ彼女は一回は目が覚めたのに寒い寒いとだらだらしていて二度寝したのだろうが。
 ベッドから降りようとすると、ゆっくりと目を開き、俺の胴体をベビードールから伸ばした足で器用に固定してしまった。
「放して下さいよ」
 見せつけるようにしなやかに筋肉が乗った脚を解くと、枕元から赤い袋を取り出した。
「おい。今日はバレンタインデーだな」
「そうですね」
 下から寝そべったまま、太腿に手をかけ、再び赤い自らラッピングしたらしい袋を見せつける。ほとんど市販品に見える器用さは驚嘆ものだ。
「欲しいか?」
「欲しいです」
 ぐいっとパジャマの襟に手がかけられる。
「だったら・・・俺がやりたくなるように強請ってみせろ」
 ニヤっと下から笑う傷痕にキスを落とす。
「困った人ですね」
「生意気な口を利けるのもそこまでだ」
 その言葉はそっくり彼女にお返しする事になるのが火を見るより明らかなので、ベッドに逆戻りする怠惰な休日が決定した。

拍手ありがとうございましたた!
2月12日 19:00
2月13日 10:00
ハートに満ち溢れる浮草堂でした

キクムラサキ式
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浮草堂美奈

Author:浮草堂美奈
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同人誌即売会にも、ダークファンタジー小説を引っ提げ出没します。

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