[更新]連載小説「空六六六」四章魔王ノ語リ スタバでダラダラできている掲載先まとめ
こんにちは、浮草堂です。
今日は節分ですね! 知り得る限り、奈良で一番おいしい恵方巻き。「たなか」さんの巻き寿司がゆうげです。ホクホクです。
さて連載小説「空六六六」、今月号の更新です。四章魔王ノ語リ スタバでダラダラできている アップ!
「空六六六」
異常正義漢の少年と、最上級悪魔【鉄の女王】メフィスト・フェレス。
刀と銃で紡がれる、現代成長ファンタジー。
傷つき迷い間違えて、殺して走って恋をして、友だち作って世界を護る。
大人を目指す物語。
ミッドナイトノベルズ(こちらのみR18・なろうグループの規約の関係故ですので、pixivと内容は変わりません)
pixiv
「つまり、お前は「いただきます」「ごちそうさま」は、人間相手に言ってるってことか」
頭の回転が速い。
何をやらせても速い。兄貴分気質からくるものだろう。つねに動きがチャキチャキしている。
「俺は人間相手に言ってねえんだ」
「じゃあ誰に?」
包みを開けたサンドイッチを見せる。レタス、トマト、ハム、刻んだ根菜、ドレッシング。
「これ全部さ、元は生きてただろ? 動物にしろ、植物にしろ」
納はゆっくり考える。遅い。
「命に感謝してるってこと?」
「近い。けど、ちょい違う」
サンドイッチを一口かじる。咀嚼。飲み込む。
「自分が殺した自覚を持つための言葉だよ。「殺されてくれてありがとう」が一番近いな。死にてえヤツなんかいねえんだから」(本文抜粋)
余談ですが、この妙高蛍の価値感覚を得るために、「殺されてくれてありがとう」と思いながら「いただきます」を言い続けたら……。
病みかけました。オススメしません。マジでやめといた方がいいです。
次回更新は3月3日(金)! ひな祭りで七竈納です! よろしくです! See you!
スポンサーサイト