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空六六六 第三章「鉄血ノ語リ」スタート!


 こんにちは、浮草堂です。私事ですが、自室の戸が壊れたため、エアコンが使えません。全国的な事態ですが、本日の最高気温は38度です。38度です!!
 灼熱地獄よりお届けします。
 空六六六 第三章「鉄血ノ語リ」スタート!
 今章のテーマは「コンプレックス」「セックス」
 コンビネーションすることで一気に世界を灰色にするテーマですね。安心してください深紅(流血)もマシマシです! 薔薇色の世界なんてないから、灰色の世界を切り進むんだ。
 第一話は「弱虫」
 小林小五郎、初登場です。

「空六六六」

 精神を怪物と変えた少年と、最上級悪魔【鉄の女王】メフィスト・フェレス。
 刀と銃で紡がれる、現代ファンタジー戦記。
 目に見えないものは存在しない。目に見えるものは必ず殺せる!


小説家になろう

個人サイトキクムラサキ式

「いや……。別に。納君、それ、おいしい?」
「うん! すごくおいしい!」
 笑顔。
 顔だけで絢爛。
 それ、ただの黄色くて甘い水なんだよ……。
 さっきから言わないでおくことばかりの自分がつくづく嫌になる。
「ごちそうさまー」
「まいどありー」
 紙コップを受け取り、ごみ袋に入れる。日が落ちるまでの速度はやや上がったが、時間だけは夕方といった雰囲気。まだ商売は始まったばかりだ。
「納君、そろそろ帰らなくて大丈夫? 蛍君が晩ごはん作ってくれてるんじゃない?」
「うん! 今日はお魚! 焼いたの!」
「焼き魚好きだねえ……」
 ワゴンに積んだ氷の溶け具合が気になってきた。
 その時
「ねえ、小林さん」
 納が公園の反対側を指さす。
「あの人たち、さっきもいなかった?」
「ああ、うん。さっきから何度か見るね。新しく来た人かな」
 若い男と、イスラム教の女性がかぶってるアレで全身を覆った女。男の伸ばしたひげは、長く手入れされていないようだ。全体的に薄汚れている。難民だろう。この街には多い。その中に滞在許可を持っている者は、一人もいない。
「なんか、メモみたいなのを何度も見てる。迷子かな?」
「そうかもしれないね」
 若い男が何度もボロボロの紙片を見ている。女は祈るように両手をぎゅっと胸の上で組んでいる。二人とも一言も話さない。
 ずきり、と胸が痛む。しかし、小林はアラビア語どころか英語もろくに話せない。彼らの行き先を知っているとも限らない。そもそも、彼らは道に迷ってなんかいないかもしれない。そうだったら恥ずかしい。危険な連中かもしれない。そうだったら自分の身が危ない。面倒ごとに巻き込まれるかもしれない。いや、話しかけた段階でもう面倒ごとだ。
(本文抜粋)

 いやー、小林さん、めんどくさい! 今章でヒーローになるらしいんですけどねえ。何がどうなるか乞うご期待! 三章もよろしくお願いいたします!

 See you!


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