9月に読んだ本メモ

 明日から来週の金曜日まで、浮草堂は秋休みをいただきます。
 
 さて、9月に読んだ本メモです。
 気になる本があったらなるべくなら地元書店を利用すればいいと思うけど。
 10月も20日をを過ぎた浮草堂には、ネット書店であろうと図書館であろうと、読んでくださるとはありがてえと平伏する他ないよ!
 いつものように、漫画と同人誌は入れていません。
 いつものように、アマゾンへのリンクと簡単な感想を載せています。
 では、いきましゅ!

 罪と罰〈下〉 (ドストエフスキー 訳工藤精一郎)新潮文庫
 スゴい小説を読んだ。老婆殺しの追及の恐怖にかられ、徘徊する美青年に、二人の心清らかな女性、親友、切れ者の男、妹に恋する男、卑劣な男、そして凋落した狂女が犯罪を思い知らせる。彼の罪の告白は、愛そのものである。



 阿Q正伝・狂人日記 他十二篇(吶喊) (魯迅 訳竹内好)岩波文庫
 読んでいる最中は暗くておもしろくないなーと思っていたのに、解説を読むと、そういえばあそこはおもしろかった。あそこもおもしろかったと、場面が浮かぶ、不思議な短編集。「から騒ぎ」の「一代ごとに悪くなる!」という罵倒は使っていきたい。



 日はまた昇る (ヘミングウェイ 訳谷口隆男)岩波文庫
 図書館で借りて。「七月六日、日曜日正午、お祭り(フェイスタ)は爆発した。」 若者のエネルギーがこの一文で表されている。からりとした文体に、男らしさが滲む。



 オークブリッジ邸の笑わない貴婦人2: 後輩メイドと窓下のお嬢様 (太田紫織)新潮文庫nex
 思春期のモダモダお嬢様に、あくまで十九世紀のメイドに成りきって接する様子がキュンキュンする。個人的にはギャルメイドのエミリーがかっこかわいくて好き。



 坂の上の雲〈1〉 (司馬遼太郎)文春文庫
 再読。秋山好古様がやっぱりカッコいい。温厚で、美男なのに美男と言われることが嫌いで、飾ったり取り繕うことが苦手で、わんぱくな弟も好古様にだけは頭が上がらなくて、日本騎兵の父で、信念持って男やってた好古様カッコいい。



 坂の上の雲〈2〉 (司馬遼太郎)文春文庫
 舞台は日清戦争へ! 海戦もさほどピンチにならないものの、ワクワク感はスゴい。
 そして、正岡子規の病床で強がる姿が悲痛ながらもパワーを感じる。



 坂の上の雲〈3〉 (司馬遼太郎)文春文庫
 日露開戦! 日本軍がいかにギリギリどころじゃない劣勢だったかがよくわかる。しかし、東郷平八郎がカッコいい! どんな時でも謙虚にして悠然としている。そして安定の好古様、弾が飛び交う中でも酒飲んで寝る度胸!


 
 ポケットアンソロジー 生の深みを覗く (中村邦生編)岩波文庫
 図書館で借りて。数年ぶりのアンソロジー読。おおー、そうきたか! という名作家揃いだが、魯迅以外全部初読で嬉しかった。色んな作家の短編をたくさん読める本なので、読書が苦手という方にもオススメできる。



 絶対にラブコメしてはいけない学園生活24時 (長岡マキ子)講談社ラノベ文庫
 面白かった!
 ギャルゲーヒロインとギャルゲー選択肢に関するツッコミがテンポ良くて、爆笑しながら読み終えた。
 いわゆる中の人(プレイヤー)の生な台詞が笑える。


 
 岳物語 (椎名誠)集英社文庫
 再読。少年が徐々に男になっていく姿が清々しかった。父親と息子が男同士の関係であるのが、爽やかな読後感で楽しめた。文章がとにかく軽快。よい。



 今月もハズレなしでした! 面白かった!
 ちょっと読書メモのレイアウトを変えてみました。
 みんな軽率に読めばいいと思うよ!

 オイラ気がちっちゃいから、1巻のリンクも貼っとくね!





WEB拍手ありがとうございました!
 10月22日 13時
にパチパチ下さった方

 ブログ拍手ありがとうございました!
 10月22日 15時
にパチパチ下さった方

 皆様の拍手でページをめくる手が進む浮草堂でした。
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浮草堂美奈

Author:浮草堂美奈
小説書きが何か日々喋ってます
サイト キクムラサキ式
サイトに小説掲載中。
同人誌即売会にも、ダークファンタジー小説を引っ提げ出没します。

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