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空六六六「妙高蛍の出逢い」1話アップ 名古屋コミティア配置アップ

 こんばんは! 明日からText-Revolutionsのために上京するので、しばらく留守にします。
 当日は
B-17 浮草堂 でお会いしましょう!

 また名古屋コミティアの配置は
C-15 浮草堂
です! お間違えのありませんように!

 さて、空六六六「妙高蛍の出逢い」1話をアップしました!
 目指したものは横溝正史です!

 蛍はカレンダーを見る。
 ガリ版刷りのそれは、昭和二十八年四月と誇らしげに示している。
 その前は昭和二十八年三月だった。その前は昭和二十八年二月だった。その前は昭和二十八年一月だった。その前は昭和二十七年十二月だった。
 この村には空襲はこなかったが、蛍は八歳の八月に玉音放送を聞いた。
 この春、村は祭りの支度にと紙の花作りに忙しい。
 なのに。
 掌の中の、小さな箱状のものは、こんな事を言う女の姿を映していた。
「新入社員が平成生まればかりになりましたが、昭和世代との意識の差はあるのか!? ここ、渋谷にてご意見を覗ってみました!」
「なに……これ……」
 蛍は口元に手をおし当てた。心臓がばくばくと鳴った。吐き気がこみ上げてきた。
 土間から駆け出し、田んぼの端で吐いた。
「意味わかんねえ……」
 野良着の五十がらみの男が慌てて駆け寄ってくる。
「ホォたる様! どないしなさっただね!」
 この男は村では二人いる三郎であることと、蛍を呼ぶときにみょうに伸ばしてホォたる様と発音するので「ホォちゃん」と呼ばれている。
 野良着は擦り切れ、もう何年も買い換えていないことがわかる。
 その袖の右側は、肘から先が無い。
 生まれつき無いのだと云う。

(本文より)

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 ではでは、皆様の暇つぶしにでもなれたら幸いです。

ブログ拍手ありがとうございました!

 10月6日 17時

皆様の拍手で今週も更新できた浮草堂でした。

 

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浮草堂美奈

Author:浮草堂美奈
小説書きが何か日々喋ってます
サイト キクムラサキ式
サイトに小説掲載中。
同人誌即売会にも、ダークファンタジー小説を引っ提げ出没します。

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