6月に読んだ本メモ

 今日は選挙なので、投票ちょっといい話を。
 学校が投票所だった場合、学園ものかくときの資料になるぞ!
 でも勝手に写真撮ったりしたらダメだよ! 勝手に内部に入ったりしてもダメだよ! アイドルとの約束だよ☆

 はい、6月に読んだ本メモです。
 今日は10日だからまだマシな方じゃないかな、いつもに比べて。

 短い感想とアマゾンへのリンクがはってありますが、地元本屋を活用したらいいというか、図書館を利用したらいいというか、もう何でもいいから読んだら楽しいよ!
 いつも通り漫画と同人誌は記載していません。
 

 細雪 (上) (谷崎潤一郎)新潮文庫

 
 なんと美しい日本語! 中姉ちゃんと貞之助のおしどり夫婦が見ていて微笑ましい。そして、優しい心を持ちながら、芯は強い雪子。現代風女性の妙子。上方のおっとり長女鶴子。四姉妹の魅力が発揮されていた。

 失われた時を求めて(3)――花咲く乙女たちのかげにI (プルースト 訳吉川一義)岩波文庫


 図書館で借りて。ジルベルトの姿はずっとフェルメールの絵で想像していた。 オデットが魅力的な女性になっていてびっくり! そして少年の恋はほぼ脳内で完結しているように見える。パリの冬の情緒を堪能した。

 細雪 (中) (谷崎潤一郎)新潮文庫


 今回は妙子の恋愛で波瀾万丈。現代人の感覚なら、遊び人のボンボンより手に職ある苦労人の方が結婚相手には良いと思うのだけれど……。
 戦前の関西を谷崎が愛していたのが分かる、日本語の美しさ。

 アルティメット・アンチヒーロー 常勝無双の反逆者 (海空りく)講談社ラノベ文庫 


 読んで一言「あー、スッキリした」
 頭が疲れている時に読むのに適してますね、この本。
 ハリウッドの火薬映画観たい気分の時に読むと、スゴいスッキリする。

 細雪 (下) (谷崎潤一郎)新潮文庫

 
 幸子が……可哀想……。雪子が理想の女性像であると解説には書かれていたけれど、そんなにしっかりしている訳でもないのに、妹の為に奔走する幸子の方がよっぽど理想の女性。妙子、お前は論外な。鶴子の出番が少なかったけど、映画では増えてるのかな?

 失われた時を求めて(4)――花咲く乙女たちのかげにII (プルースト 訳吉川一義)(岩波文庫)


 図書館で借りて。嗚呼美しい夏のリゾート! 娘たちを区別できない「私」の夢想。画家、貴族、ユダヤ人、全てが魅力的で非魅力的!

 伊達政宗 (3) (山岡荘八)光文社文庫


 政宗の……狸親父家康に良いように転がされるカマセっぽさが可愛い……。好き……。

 スターリン秘史―巨悪の成立と展開〈1〉統一戦線・大テロル(不破哲三)


 小説の資料に

 スターリン秘史―巨悪の成立と展開〈2〉転換・ヒトラーとの同盟へ(不破哲三)


 小説の資料に

 失われた時を求めて(5)――ゲルマントのほうI (プルースト 訳吉川一義)岩波文庫


 図書館で借りて。「私」は今度は貴族という概念に恋をする。
 サン・ルーとの男同士の会話が軽妙で楽しい今巻。
 嫉妬にかられた故の、八つ当たりの暴力は胸アツ。

 大正箱娘 見習い記者と謎解き姫 (紅玉いづき)講談社タイガ


 紅玉さんの本はいつも泣かされる。
「女」というものを、「女」そのものを描いた小説。
 決して綺麗ではない、だけど、汚くもない「女」
 情念を描きながらもドロドロしてない、すごい。

 深い河 (遠藤周作)講談社文庫


 すごい小説を読んだ。
「玉ねぎ」と呼びかえられるキリスト。登場人物の誰もが罪を抱えながら、玉ねぎを探し、それでも純然たる正当派のキリスト教徒など一人もいない。ガンジスはその人間の全てを受け入れる。ただ、私はどうやっても無宗教である。

 蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ (室生犀星)講談社文芸文庫


 金沢に行ったので、室生犀星を金沢で買い、金沢で読んだ。
 えろい。金魚もえろい。ゆうれいもえろい。壺すらえろい。
 闘病記は闘病記にもかかわらず、「おいおい、おじさんナニやってるの」とツッコミを入れてしまう。文体がテンポよくて好きな1冊。

 十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞 (内館牧子)幻冬舎文庫


 小説というより、現代人がラノベ感覚で源氏物語の感想を話し、その感想に「あー、超わかるー!」と同調する本として読んだ。藤壺って結構やり手だよな。わかる。

 そういえばはっきり書いた事はなかったので、だいたいの方はお気づきでないと思う事をちょっと。
 出版されたのが割と最近の本は、なるべく漠然とした感想しか載せないようにしています。
「よくもネタバレしやがったな」って怒られたくないから! 特にラノベ! 女性ファンに学級会されたくないから!
 ちょっとのネタバレだと思っていたら「読もうとしたのに先の展開読めちゃったぞコノヤロー!」って怒られたら割と言い訳できない! あり得るから!
 後、小説の資料に読んだ本は感想を此処に載せないようにしています。
 私の作品のネタバレになっちゃうかもしれないからね!

 ではでは、気になった本がありましたら、うかつに手を出しちゃえばいいと思います!
 何、読んだ事がある本がある!?
 存分にコメント欄で語っちゃってください! 返信するとは限らないけど! 喧嘩になっても責任取ったり仲裁したりしないけど! コメント欄見てくれる人はネタバレに寛容な心を持とうな! 私はありがたく拝読するぞ! 


ブログ拍手ありがとうございました!

 7月9日 21時
 7月10日 12時
にパチパチ下さった皆様

 皆様の拍手で頁を捲る手が進む浮草堂でした。
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浮草堂美奈

Author:浮草堂美奈
小説書きが何か日々喋ってます
サイト キクムラサキ式
サイトに小説掲載中。
同人誌即売会にも、ダークファンタジー小説を引っ提げ出没します。

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