ポケモンY予約したぜ!

 ママンからメール
「もうすぐ誕生日やね。何か欲しいもんある?」
 ……ママン、去年妹に何もあげてなかったような……。
 ちらっとよぎる記憶。
 ……そういや、妹も毎年ママンに何もあげてねえや。私は毎年ケーキ(そこそこの有名店で予約)あげてるし、母の日もリクエスト通りの品あげてるけど。
 納得し、メール返信。
「いいの!? ポケモンの新作欲しい! 予約だけはしたんやけど」
 私は今年26歳です。
 返信
「ええよ! 後、ならまちでちょっと豪華なランチ食べよう!」
 ……妹の今年の誕生日、ママン「あ、そうだっけ? 忘れてたわ」って言ってたような……。
 またしてもちらっとよぎる記憶。まあ、身から出た錆ですな。
 
 うん、皆様、「ポケモンかよwwww」って思われてると思う。
 だから、あえて書く。
 私だって大いに恥ずかしかった!
 
 ポケモンXYが出た当初、もう買う事は私の脳内で決定し、そのために貯金もしていた。
 どちらを買うかと言われれば、Yだ。
 何故かと言うと、Xは文字面からして中二感がある。故に、人気はXの方がある。(予想)
 つまり、Yの方がレア! レアの方が欲しい!
 そういう訳で、イトーヨーカドーのおもちゃ売り場か、奈良ファミリーのおもちゃ売り場か、イオンのおもちゃ売り場で購入しようと思っていた。
 しかし、近所のセブンイレブンで、この広告を見てしまったのだ!
「ポケモンXY 予約で割引!」
 私はセブンイレブンに小雨ぱらつく中走った。
 若干日が暮れていた。
 そこで高校生やリーマンの長い行列に並び、店員さんに言った「あの、ポケモンの予約したいんですけど」
 ここで「?」と思った方は似たような地域に住んでいる可能性が高い。
 小雨がぱらつき、若干日が暮れているような時間帯に、セブンイレブンに長い行列だと? と。
 そう、このセブンイレブンは開店したて、店員は須らく新人!
 店員さんは首を傾げた「ポケモンの予約?」
 悲しい話だが、囁くような私の声への返答は、めっちゃデカイ声だった。
「あ……はい」
「劇場版ですか?」
「あ、えと……違います。ゲームです」
「ゲーム?」
「はい、あの、予約できるって聞いて……私もよく分かんないんですけど」
「発売中ですか!?」
「いえ、まだ……」
 おばちゃん店員の声が完全に店内に響いている。
 最初に「子供が欲しいって言ってー」とか言っとけばよかったかな、とうっすら思う。
「ちょっと見に行ってみますね!」
「はい……」
 見に行った。
「発売中ですか!?」
「いや、まだです……」
 二回目。マジで泣きそう。
 で、床付近に発見。
「あ、これですこれです!」
「これですか! 少々お待ちください!」
 その直後、店内に大きく響くおばちゃんの声。
「あちらのお客様からポケモンの予約来たから、ちょっと裏入るわ!」
 あちらのお客様です。
 あー、このクッキーおいしそー、と現実逃避しながら、棚を見続ける私。そうなんだよ、セブンプレミアムの商品が買えるから、セブンイレブンできて嬉しかったんだよ。
 そこにまた響く大声。
「お客様! このポケモン、XとYどちらですか!?」
「Yです……」
 こうして予約できたポケモン。
 
 これでもまだ、笑うか? 26歳ポケモンマスターwww って笑うか?

 今日の晩ごはん
BTTvyEFCcAENtjW.jpg

 赤魚の煮つけ ニラ炒め 納豆 おみそ汁
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

浮草堂美奈

Author:浮草堂美奈
小説書きが何か日々喋ってます
サイト キクムラサキ式
サイトに小説掲載中。
同人誌即売会にも、ダークファンタジー小説を引っ提げ出没します。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード