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[更新]連載小説「空六六六」四章魔王ノ語り キラー・クイーン掲載先まとめ

 こんにちは、浮草堂です。
 文学フリマ東京でお会いした皆様、ありがとうございました!
 わたくしも久々の即売会に心が躍った1日でした
 ところでここに、BOOTHの同人誌通販ページがありまして(さりげなくもなんともない) ukikusado - BOOTH
 こうして5月も終わりましたので。
 

 またさりげなくもなんともなかったわけですが、連載小説空六六六 6月号の更新です。
 四章魔王ノ語り キラー・クイーン 本作品の巨大盛り上がりターン!


「空六六六」
 異常正義漢の少年と、最上級悪魔【鉄の女王】メフィスト・フェレス。
 刀と銃で紡がれる、現代成長ファンタジー。
 傷つき迷い間違えて、殺して走って恋をして、友だち作って世界を護る。
 大人を目指す物語。

ミッドナイトノベルズ(こちらのみR18)

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「見よ、サタン。この光を」
 煌々と光るベイブリッジ。ビル街。人工光。
「うつくしいとは思わないか?」
 サタンはつまらんと吐き捨てる。
「こんな光、我々は指を一振りすれば灯せるものだ。そんなくだらぬ光で、せっかくの星を消してしまった。愚か極まりない所業だ」
 メフィストはつまらんと夫を見る。
「そういった考えを持つものは人類にもいる。しかしな、サタンよ。
 この地球には、いや、この小さな島国ですら、星がうつくしい地が多くある。
 星がうつくしい地は、医学から遠く、教育から遠く、富から遠く、死に近い。
 単純に不便なのだよ。不便と死は直結している。
 サタンよ、人類は2千年もかけて、やっと星を駆逐し始めたのだ。
 健気に、生きたいと戦い続けたのだ。
 我々からすれば、無意味だ。まったく無意味な2千年だ。
 何もなしえていないのと同じだ。何もしない方が楽だったろう。
 2千年もかけて、たったこの程度だ。
 実に愛い。
 愛いではないか。
 哀れに哀れに戦う者は、実に実に愛いではないか。
 かような愛い連中が、星をすっかり消し去る前に。
 我々のような、指の一振りで光で満たす存在が、光を消し去ることは許されぬ!」
 既に剣を振るう力はない。
 痛みの感覚も2千年ぶりに思い出した。
 焼けた指は柄を離さぬのがやっと。
 もう、振るえぬ。(本文抜粋)

 奈良が嫌いというわけではありませんが、本気で具合悪いと病院行けないんですよね。公共交通の本数で。後、最低賃金g。
 せっかくキメッキメにキメた後なんでやめましょう、地方民の愚痴。
 とかく! メフィスト・フェレスは人類の進化大好き悪魔の女王です! 
 人類の進化は科学の進化! 次回更新は7月1日(金)! See you!

評価、拍手、ブクマ、ふぁぼ等ありがとうございました!

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浮草堂美奈

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