空六六六 修行ノ語リ 水無月4話アップ!

 これを書いてる今は昼間だけどこんばんは! 同人のアイドル☆美奈ちゃんだよっ☆(予約投稿に合わせる意識の高さ)
 
 さてさて、「空六六六」修行ノ語リ「水無月」第4話をアップしました。
 今回は、伊豆の踊子ならぬ吉野の踊子ごっことして、旅館に滞在して書き上げました。楽しかったー!
 詳細をつっこむと温泉旅館ではなく、実質は完全に民宿なところに数日間の宿泊というところからつっこまないといけなくなります。
 おわかりですね? つっこんではいけない! だいたいリアルで川端康成すると何か月も無銭滞在しなくちゃいけなくなるから!
 そんなスリリングな状況で書けないから!
 さっきもちゃんとクレカ決済できてるか確認したところだから!

 と、いうわけで

「空六六六」

 精神を怪物と変えた少年と、最上級悪魔【鉄の女王】メフィスト・フェレス。
 刀と銃で紡がれる、現代ファンタジー戦記。
 目に見えないものは存在しない。目に見えるものは必ず殺せる!

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個人サイトキクムラサキ式
http://zankokusyosan.moe.in/

「陽炎お兄ちゃん……?」
 男特有の艶めいた低い声。アンバランス。既視感。否。既に見知った人物。
「なんや、お前か」
 七竈であった。生きていたのか。意外だ。
 隣で弟が嬉しそうなゾンビといった体(てい)で立っている。
 ああ、こいつは七竈に惚れとったな、と思いながらスルーする。
「兄貴、なんで男やって教えてくれへんかったんや」
「自分で気づけ、アホ」
 年の離れた下の子らしい発言だが、こちらも兄らしく冷たく対応する。惚れた相手の性別くらい気づけアホ。
「で」
 長身の女に向き直る。白磁がごとき白い肌、ゴシック調ドレス。顔のパーツがどれも品の良いつくり。こちらの方が人間らしい。
 しかし、人間ではない。
「なんでおんねん。メフィスト・フェレス」
「土御門の。運というのは自分で引き寄せるモンや。しかし、運が良かったときの感謝の心を忘れたらあかんぞ」
 人を叩き起こしておいて、何をしみじみ語っているのか。まあ、七竈とこの女が一緒に来た地点で、良からぬことをしでかしたのであろう。
「メフィスト、陽炎お兄ちゃんの知り合い?」
「ああ、先代のころから仕事でなぁ」
 親しげな口調。男女の関係ではない親しさ。
 呪い持ちか。
 ふいに嫌な感覚を覚える。感情ともいう。哀しみともいう。
(本文今回更新分より)

 少年時代の苦い過去。それを活計(たつき)と変えた後。小さ子がまた少年となりて蘇る。

WEB拍手ありがとうございました!
3月22日 5時
3月31日 21時
にパチパチくださった皆様

ログが流れてしまいましたが(すみません)ブログ拍手ありがとうございました!

皆様の拍手で今月も更新できた浮草堂でした。
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「空六六六」修行ノ語リ「水無月」3話アップ!


 こんばんは、浮草堂です。
 春ですね!(満面の笑み)
 ミドリムシ並みに太陽光大好き乙女として、冬の終わりほど嬉しいものは少ないです。
 キャップとジーンズ姿で徘徊しておりますですのよ。
 最近ベリーショートにもしましたのよ。
 恐ろしいほどハンサムですのよ。
 たまに性別をめっちゃガン見して確認されますのよ。
 わりぃなあ! そのイケメンは女だよ!(胸を寄せてあげながら)


 さて、「空六六六」修行ノ語リ「水無月」3話アップしました! 以下URLよりどうぞ!

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 精神を怪物と変えた少年と、最上級悪魔【鉄の女王】メフィスト・フェレス。
 刀と銃で紡がれる、現代ファンタジー戦記。
 目に見えないものは存在しない。目に見えるものは必ず殺せる!



 出会いが出会いであったのは認める。しかし、こうも無表情に不服なツラができるものか。
 目の前の少年を見上げて、内心舌打ちする。
 他に弟子がいないと知ったときから、露骨なツラになっている。
 もっといいのが良かったとでも言いたいのか貴様。
 座右の銘。武人は単純であれ。
 かくして、一刀斎は即座にヤキを入れてやることにした。なめられたら二度となめられぬようにビビらせるのだ。武人は単純であれ。
 まだ詰め襟のガキを睨みつける。
「斬られた痛みを教えてやる。今から貴様をたたっ斬る故、貴様はまっすぐ突っ込んで来い」
 抜刀。次の瞬間、傍らの梅の木を両断する。
 どさりと木の半分が地に落ちる。少し惜しく思ったが、口には出さない。代わりに嘲る。
「どうした? 早く来い」
 無銘ながら白々とした秋水を見せつける。さすがに恐れたであろうと口角を上げる。
 ガキはじいっとその日本刀を見つめている。そして確認する。
「まっすぐ突っ込んで斬られるだけでいいんですね?」
 相変わらず表情がない。
「うむ。早うやれ」
「わかりました」
(本日更新分より)


 舞台は京都、学ぶは剣術、知らぬは恋なる不可思議感情。いくさの支度をご覧あれ!


WEB拍手ありがとうございました!

 2月10日 9時 16時 2月24日 18時
にパチパチくださった皆様

ログが流れてしまいましたが(すみません)ブログ拍手ありがとうございました!

 皆様の拍手で今月も更新できた浮草堂でした。
 

「空六六六」修行ノ語リ「水無月」2話アップ! トップページちょこちょこ手直し。

 まず最初にお知らせです。
 今後、WEB拍手およびブログ拍手への反応がかなり遅れることがあります。
 予約投稿機能を使用するため、予約した段階で確認できた拍手までしか反応できないためです。
 しかし、冷静を装っていますが、拍手を確認した際はことごとくジャンピングガッツポーズを決めております。
 どうかご覧下さったら拍手をポチっとしてくださいませ……!

 さて、現代ファンタジー小説「空六六六」修行ノ語リ「水無月」2話アップです!

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 季節も青い、京のまち。心もブルー。カッパはみどり。悪魔と契約した少年、剣術修行のはじまりはじまり。

 言葉が通じないことがよくある。
 故に、七竈納はコミュニケーションが苦手だ。
 それが苦手だと、怒られるし嫌われる。
 故に、彼は人づきあいが苦手だ。
 しかし、苦手なことでもやらなくちゃいけない。
 目の前の店員はまた同じ言葉を繰り返す。
「そちらは汚れがございますので……」
 納は言葉を換える。
「売ってはもらえないのでしょうか?」
 店員はまたリピートする。
「そちらは汚れがございますので……」
 それは1回目に聞いたときにわかったんだけどなあ、と思う。
 聞いているのは、このカッパはいくらで買えるのか、あるいは非売品なのかである。
 しかし、店員は汚れがあるとしか言わない。作り笑いを露骨なものにしながら、頑なに汚れがあるとしか言わない。
 嫌そうな顔で笑顔を作っている。逆に納はいつも通りの無表情で突っ立っている。
 京都はこういうことの頻度が多い。だからあんまり好きじゃない。
 同じく無表情なカッパをまた見る。
 どこかふてくされた顔のカッパである。自分も同じ顔をしているのかもしれない、と思う。
 と、いうことは表情はあるのか。
 しかし、これ以上どうやって回答を絞れば良いのだろう。もはやハウマッチではなく、イエスかノーかを問うだけになっている。
「むう」
 質問を考えこむ。店員の嫌そうな雰囲気が増す。(本文より)


 今回はクッション材的なお話です。浮草堂作品ではレアなタイプの美形。「女と見まがう美しい男」鏑木一刀斎、あまりにひっでえ初登場です。

WEB拍手ありがとうございました!

 1月25日 10時にパチパチくださった方

ログが流れてしまいましたが(すみません)ブログ拍手ありがとうございました!

 皆様の拍手で今月も更新できた浮草堂でした。

サイト改装! 空六六六連載再開!

 ( ゚д゚)
 あまりにもスムーズにサイトをアップロードできて呆然としている美奈ちゃんです。
 いや、だって、今まで毎回初回アップロードでつまづいて! 2時間くらい! それが今回40分で!
 ( ゚д゚)
 
 え、えー、そんなわけで、空六六六以外のページが工事中ですが、サイトを改装しました。
 工事中ページはぼちぼち作成していきますのでちょっと待っててくださいね。
 待っててくださいね! ホント待っててくださいね!!!

 そしてこちらは、お待たせしました。
 空六六六連載再開です!

 今までと仕様が変わりまして、メニューページから各章の冒頭へ飛び、そこからスクロールしてご覧いただく形式となりました。
 ……今っぽい!!!

 空六六六、今後は月刊連載となります。
 吾輩の辞書にエタるの文字はない。
 と、いうわけで、完結までお付き合いをお願いします。同人誌版の方が早く続きが読めますが、たいていのことはお金で解決できますのでよろしくお願いいたします。

 さて、空六六六。「水無月」第一話。
 舞台は京都。怪物少年、剣術修行。知らぬは人の恋心。
 
 堀川通に向かう道は狭く、細長い民家がぎっしり寄せ合っている。
「おお、篝火(かがりび)君」
 晴明神社の手前で呼び止められる。
「おはよう。なんやおっちゃん」
「今、あんたん家(ち)行くとこやったんや」
 坊主頭の神主は汗を拭う。体型もだるまそっくりなので、しょっちゅう僧侶と間違われている。
「陽炎(かげろう)君、おるか」
「兄貴やったらまだ寝てるで」
「そうか……いや……せやなあ……」
 きょろきょろとあたりを見回す。珍しくせわしない。
「また、誰かおったんか」
「ああ。うん。せやねん。せやねんけどな。ちょっと来てもろてええか」
「俺が?」
「うん。見間違いや……思うんやけどな」
 晴明神社の敷地には、誰でも入れる場所にベンチがある。
 昼間は観光客の休憩場所だが、夜でも使える。
 使うのは、酔っ払いと、反抗期と、そしてまれに、何かから逃げてきた人。
 それはこの神主が近所の親戚であるという理由で、知っている。
 だが、それの確認に来てくれなどと言われるのは初めてだ。
 前に偶然発見したことはあったが。
「かがり火」
 その発見した少女の声がリフレインする。
 ベンチで体を小さく丸めて、くうくう寝息を立てていた。
 短くて癖のある黒髪。反対に長くてすんなり伸びた睫毛。白いシャツにサスペンダーで吊った黒い半ズボン。すりきれた子供用フォーマルの下から長い足が伸びていた。足首まではうっすらベージュがかっているのに、そこから下はきゅうと白い足袋で絞ったような足。桜色の爪だけが鮮やかな花。
(本文より)

 切ない6月の物語、しめやかに鮮やかに開幕です!

ログが流れてしまいましたが(すみません)ブログ拍手ありがとうございました!
皆様の拍手で、連載再開できました! アリガトオオオオオ!

更新一時休止のお知らせ。「空六六六」修行ノ語リ「僕が先生と呼ぶ尊敬できない人」結話アップ

 こんばんは、浮草堂です。

 このたび、私事により、サイトおよびブログの更新を一時休止させていただくこととなりました。
 再開時期は未定ですが、必ず帰ってきます。
 あ! 「そのまま二度と更新されないんだろ」って顔してますね! わかります! 私もそれで何度も泣いたから! 数え切れないほど泣いたから!
 と、言うわけで説得力のある実績を提示します。
「サイトにある「ヘヴンズ・ドアー」は、何度もそんな風に休載しながら、4年かけて完結させた。「K」もそんなカンジだった。どちらの作品も更新しても更新してもリアクション皆無の、読んでる人がいるのかわからない時期も割と多かった」
 いかがでしょうか(キリ)
 そういう訳で、ご覧くださったということがわかるだけで、ほんっとうに励みになります!
 壁打ちは壁打ちでもボールじゃなくて雪玉投げてるんじゃないか、って思いながら書くのめっちゃつらいです!
 WEB拍手をポチっといただくと、ほんっとうにほんっとうに嬉しい!
 
 と、いうことを言った直後にそれかよ、なんですが。
 しばらく、拍手やコメント、ツイッターなどの返信が難しいことがあります。
 返信がない。もしくは遅れたとき、「あなたの言葉が気に入らなかった」ではなく「今、返信できない状況にある」だと思ってくださいませ。すみません。

 同人誌即売会は今年秋の文学フリマ東京と来年始め文学フリマ京都に申し込んでおりますが、参加が確実とは言い切れません。
 開催一ヶ月前くらいに参加か不参加かの告知を出します。
 今年の文学フリマ大阪とText-Revolutionsはキャンセルしております。
 楽しみにしてくださっていた皆様には、大変申し訳ありません。

 小説家になろうは「空六六六」の第一章「出逢ノ語リ」をラストまでアップ。
 ヘヴンズ・ドアーは今年の9月23日に最終話をアップする予定です。
 また、同人誌再録の短編「スカル・ヘルモンド」もアップしております。こちらは在庫がございませんので、小説家になろうでのみご覧いただけます。
 スマホでご覧になる場合、こちらの方が画面が見やすいやもしれません。
 URLはこちら
 http://mypage.syosetu.com/1077684/

 また、ピクシブで発表している小説は、サイトと趣が異なりまして……ええと……その……。
 二次創作とBL率高しのエロ小説メインとなっております!
 精神を責めるタイプのSM多めです! エロ小説なのにパコパコしてるシーンがなかったりします! 監禁ものも多めです! パコパコより恐怖に屈していく過程重視です!
 URLはこちら
 https://www.pixiv.net/member.php?id=2047066

 そして、通販はBOOTH様を使用させていただき、継続中です。
 在庫切れなど、ほしい同人誌が一覧にない場合、BOOTHのメッセージ機能かメールでご連絡をいただけるとなんとかなるかもしれません。ご一報くださいませ。
 全て送料手数料込みとなっております。
 また、尼崎文学だらけで配布させていただいた、美青年殺人鬼無限廻廊なBL小説のデータはこちらで無料配布させていただいております。
 URLはこちら
 https://ukikusado.booth.pm/

 また、ぷらいべったーの方にも掌編を掲載しております。
 こちらは小ネタに近いものです。
 主に空六六六の季節ネタです。
 http://privatter.net/u/ukikusado

 連絡はツイッターとメールがチェックしやすくて助かります。
 どちらもサイトのトップページにアカウントとアドレスが掲載されています。(すみません。スパム対策で直接こちらに掲載は控えます)
 トップページのURLはこちら
 http://zankokusyosan.moe.in/

 
それでは、空六六六の今回の更新。「修行ノ語リ」の「僕が先生と呼ぶ尊敬できない人」結話の紹介に入らせていただきます。

 高校を転校せずに引っ越せる面白い場所はないかと、色々探していた頃。おお、僅か一か月程度も経っていない。とウィルヘルミナはカレンダーの×をつけ直す。特に意味がある×ではない。何よりカレンダー自体数年前のものだ。要するに全部意味が無い。
 とにかく、この街に住みたいと思える人物と出逢った。
 街中に死体が転がっていて、今ではたまにティータイムなどに誘ってくださるミス・オードリーをうるせえ婆さんだと追い払おうとしていた時。
 ごく普通に学生服の彼がやってきた。
 彼を見た瞬間、ウィルヘルミナは思った。
 おお、ドールが生きてる。
 やたらでっかくて丸い瞳にバサバサの睫毛。黒髪。左目に医療用眼帯。眼鏡。体格と相まって、以前インターネットで見た大人用のバカ高いお人形を思い出したのだ。
 あの学生服の下は球体関節じゃないかと澁澤龍彦みたいなことを思ったが、そんなありきたりな感想はすぐ忘れた。
 この死体を作ったのはこいつだ。
 言い方を変えれば、この生きたドール少年が孕んだ中年の女の頭にタールの缶を叩きつけたのだ。

(本文より)

 どうもこの二話はハッシュタグ「#小説家という設定をつけるとクズになる」を広めるためにあるようなカンジですね。カンジではなく文字通りかもしれない。
 ウィルヘルミナ先生に関しては、いずれ彼が主役の物語も書きたいなあとか、それを同人誌にしたいなあ、とか思っております。が、思っているだけで予定ではありません。
 明らかに次回から京都編始まるよね! という雰囲気ですね。当然! 始まります!
 京都編はみんな大好きな「何も知らないまま離れてしまった初恋の相手との再会」です!
 ただし、「美少女だと思っていたら男だった」という、ある意味王道なヤツ!
 後、女たらしの若作りジジイの師匠! 王道すぎる! たぶんその王道は王様が通ったらダメなタイプの道!
 いや、その、王道じゃない部分を紹介するとかなり激しいネタばれになってしまうので避けますが、一つだけ。
 京都編の主役格の名字は土御門。安部晴明の末裔という説もある陰陽師の姓です。

 そういう訳で、I'll be back.溶鉱炉からわりと何度も這い上がってきてる)

個々に返信お礼を言えずすみません。WEB拍手、ブログ拍手、ありがとうございました! ホント……! 嬉しいです……!
プロフィール

浮草堂美奈

Author:浮草堂美奈
小説書きが何か日々喋ってます。
サイト キクムラサキ式
サイト、小説家になろうに小説掲載中。
同人誌即売会にも、不穏な小説を引っ提げ出没します。

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